📊 ゴールド1時間足|時間帯別トレンド傾向分析(2025年7月前半)
7月前半のゴールド1時間足を、東京・ロンドン・NY時間に分けて観察し、それぞれの時間帯での値動き傾向をまとめました。
トレード戦略の精度を高めるための環境認識として、ぜひ参考にしてみてください。

✅ NY時間:ブレイク・トレンド発生の主戦場
- はっきりとしたトレンド(上昇 or 下降)が最も出現しやすい時間帯
- 東京・ロンドンで方向感が曖昧だった日でも、NY時間で動きが明確化するケースが多い
- 特に金曜日(例:7/4、7/11)などは、NY時間で大きく動く傾向あり
💡 戦略提案
NY時間にエントリーするなら「ロンドン時間の流れ継続 or ブレイク狙い」が有効。
✅ ロンドン時間:トレンド初動が生まれやすい
- NYと連携しやすく、下降方向に流れた場合の継続が目立つ
- 明確な方向を出すことが多く、特に「下降トレンド」の発端になることが多い印象
💡 戦略提案
ロンドン時間では初動に乗る準備をし、NYで増し玉 or 利確判断が理想。
✅ 東京時間:レンジ・調整・逆行の時間帯
- 灰色の横ばい矢印が多く、方向感のないレンジ相場になりやすい
- 逆張りやスキャルピングには適しているが、ブレイク狙いには不向き
💡 戦略提案
東京時間は「無理に動かず様子見」「反発ポイントの検出」に使う。
📅 曜日別の特徴
曜日 | 特徴・傾向 |
---|---|
月曜 | 下落スタートが多く、方向が出やすい |
火曜〜水曜 | トレンド転換のタイミングが来やすい |
金曜 | NY時間に大きく動く/ポジション整理が起きやすい |
🔄 行ってこいが多い7月前半相場
今回の時間帯別トレンド分析を通じて、強い一方向トレンドが出た日は非常に少ないことが明らかになりました。
✅ 上げっぱなしの日:7/11(金)
✅ 下げっぱなしの日:7/8(火)
この2日を除き、ほとんどが「行ってこい」パターンです。
つまり、一貫性のない相場=レンジや上下交錯が中心の相場環境が続いていると考えられます。
💡 相場が読みにくいときの対処法
- ✅ 「今日はトレンドが出る日か?」を朝の段階で見極める
- ✅ 方向がなければ無理にエントリーしない
- ✅ むしろ逆張り目線で、レンジの上下を狙う方が勝ちやすい
📌 ゴールドはボラが高いため、動くときは一気に動くが、動かないときは往復ビンタも食らいやすい商品です。
今後も、こうした市場の「流れのなさ」に敏感になれる視点を大切にしていきましょう。
🔁 一貫性のあるリズムを意識しよう
トレードにおいて「時間帯」と「曜日」は、相場のリズムを読み取る上で非常に重要です。
特にゴールドはボラティリティが高いため、NY時間に集中するだけでも勝率アップが見込めます。
📌 次回の環境認識記事では、さらに月後半のデータを分析し、今回の傾向が続いているかどうかを追っていきます。
🧠 トレードは環境認識が8割。感情ではなくリズムで乗れ。
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