今回のGOLDで注目しているのは、4時間足の緑(3)で戻り高値を勢いよく超えたことです。私の本命は、その後の押しで(4)が終わり、(5)の上昇に向かう展開です。ただ、いま見えている反発だけでは、(4)の調整がまだ続く可能性も残ります。

OANDAの金/米ドル。2026年11月7日15時11分(日本時間)に保存したチャートです。右下が4時間足、右上が1時間足、左が15分足です。
4時間足で見ている二つの水平線
水色の4,145.445は、緑(3)と数えた上昇が付けた高値です。ピンクの4,035.775は、その後の押し安値に引いた水平線。今回の図では、この二つを目印にすると、どこまで上げて、どこまで押したかを時間足をまたいで追えます。
15分足で、押しの中身を見る
左の15分足では、水色の高値を付けたあと、価格がピンクの水平線付近まで押し、そこから反発した様子が見えます。ここで見たいのは、安値から跳ねた勢いと、その反発が押しの途中にできた戻り高値を越えられるかです。
一つの波の中にある波――チャートで見るフラクタル構造
右下の4時間足で、緑(2)の押しから緑(3)の高値までをたどってみてください。次に、左の15分足で、水色の水平線(4,145.445)に達する直前の値動きを見ます。4時間足ではひと続きに見えた上昇にも、15分足では赤い1から5のカウントが振られています。とくに赤3から赤4への押しと、そこから赤5へ伸びる動きが見比べやすい箇所です。
大きな波を拡大すると、その内側にも上昇と調整の組み合わせが見える。これがエリオット波動のフラクタル構造です。この図の読み方では、15分足の赤5は緑(3)の上昇の終点候補。これから注目している緑(5)は、その後の緑(4)の押しを経て想定している、ひと回り大きい次数の波です。
(5)に向かうのか、(4)が続くのか
ピンクの水平線付近を保ちながら高値を切り上げ、水色の高値を再び試すなら、(5)に向かうという読みを追いやすくなります。逆に押し安値を更新するなら、まず見直すのは「(4)はここで終わった」という部分です。次のチャートでは、この押し安値からの反発がどこまで続いたかを振り返ります。

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