エリオット波動は「後付けなら誰でも引ける」と言われがちですが、実際のチャートで再現性を持って使うには、一定の判断基準が必要です。
今回はゴールド相場を題材に、月足から5分足まで落とし込みながら、実際にどのように波動をカウントしていくのかを解説していきます。
単なるカウント紹介ではなく、なぜそのカウントになるのかという思考プロセスに焦点を当てています。
■ 結論:現在の相場状況
現在のゴールドは、月足で長期5波の終盤にあり、週足で3波完了から4波を形成中。
日足では下降3波の初動〜進行段階と捉えています。
■ 月足:インパルス5波

(I)〜(V)のインパルス構造が明確に確認でき、現在は(Ⅴ)波形成中です。
チャネル上限まではまだ距離があり、一度沈んでから再上昇の流れを想定できます。
■ 週足:継続か終端かの分岐点

週足ではⅢ波が完成し、Ⅳ波初動の想定です。
3,000ドルを割れるくらいまでかなり長期的に下げるのでは??と思っていますがどうなるでしょうか。
■ 日足:トレンド転換の初動(1波)

これまでの上昇構造を一気に崩す下落が発生しており、これは1波の典型的な特徴です。
スピードと押しの浅さから、単なる調整ではなくトレンド転換と判断しました。
■ 4時間足:2波調整の特徴

戻りが弱く、高値更新できない点が特徴で、典型的な2波の挙動を示しています。
■ 1時間足:2波完了のシグナル

四角で囲った期間、複合修正が長く続き訳の分からないことになってしまいました。
わかんねえなと思いながらもトレードを続けたため大分損失を食らいました。今となればトレードすべきではなかったところだなと思いますけどね・・・。
■ 15分足:3波の内部構造

下降チャネル内で推進波が継続しており、3波の特徴である強いトレンドが確認できます。

3波の中もさらに細分化すると5波構造になっており、エリオット波動のフラクタル性が確認できます。
■ まとめ
エリオット波動は、相場の構造を理解するための非常に強力なフレームワークです。
重要なのは「どこが1波か」ではなく、なぜそれを1波と判断したのかです。
今回の実例が、実践的なカウント理解の一助になれば幸いです。

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